ハイエンドモデルで整えるスマートキッチン｜北名古屋市 2511-1

きっかけは、毎日の「ちょっとした不便」でした。開き扉の奥にしまった鍋が取りづらい。卓上食洗機が作業台をふさいで、盛り付ける場所も限られる。低い水栓では大きな鍋が洗いにくく、ガス火の扱いも少し気がかり。そんな小さなストレスをひとつずつ見直して、思い切ってキッチンを刷新することに。

今回のリフォームでは、空間全体を変えるのではなく、“今の暮らしにちょうどいい機能性”を追求しました。食洗機はビルトインに、吊戸棚は乾燥機能付きの電動昇降式を採用。ボタンひとつで棚が降りてくる便利さに、思わず笑みがこぼれます。火まわりはIHへ切り替え、水栓の高さも見直して、動きやすさと安全性を両立。天井との取り合いも、キッチンパネルで丁寧に整えました。

完成したキッチンは、機能的でありながら、どこか凛とした佇まい。視界がすっきりして、家事の合間に感じる“整った心地よさ”が増しました。朝の光を受けて天板が輝く瞬間、ふと深呼吸したくなるような清々しさがあります。食器を片づける動作ひとつにもリズムが生まれ、「使うほど、好きになる場所になりました」と奥様。道具が整うと、気持ちまで整う――そんな日常が、このキッチンから静かに始まっています。