やさしい光で満たす。自宅の一角を特別なネイルサロンへ｜愛知県 2402-3

サロンへと誘う、タイル張りの通路。

リフォームのきっかけは「サロンを訪れるお客様に、より特別な時間を過ごしてほしい」という想いでした。Y様邸ではリビングの隣にあった和室を解体し、プライベートサロンへ改修。住まいの一部でありながら、上質なホテルラウンジのような落ち着きを目指しました。

空間の主役となるのは、ふかふかのリクライニングチェア。壁には木目と石目を組み合わせ、素材のコントラストで奥行きを演出しています。天井沿いに仕込んだライン照明が壁面をやわらかく照らし、優しい陰影が包み込むような心地よさを生み出しました。

サロン専用の手洗いには、艶やかなゴールドの水栓と立体的なタイルを採用。陽の光が当たるたびに細やかな陰影が浮かび上がり、まるでギャラリーの一角のような美しい景色を描きます。

リビングとの間仕切りはオープンに仕上げ、家族の猫たちが気ままに行き来できる工夫も。日常の延長にありながら、少しだけ特別な時間が流れる──そんなサロン空間が完成しました。