愛犬とくつろぐ床、アートが映えるリビング｜名古屋市西区 2404-3

のびやかなLDK空間。

ローボードをなくし、床まわりがスッキリ。

施工中のにおいのない、UVフロアコートを採用。

すべすべの床に、ぽてんとおすわりする愛犬。その後ろでは、ご主人がテレビをゆったり眺め、奥様はキッチンでコーヒーの支度――そんな絵になるリビングをつくりたい。Y様ご夫妻の願いは、「みんなが自然に集まる、のびやかな場所」でした。

まずは、足元の安心から。ワンちゃんの足腰に負担をかけないよう、フローリングには滑り止め効果のあるフロアコーティングを施しました。ツヤ感はそのままに、すべりにくく、汚れにも強い。見た目と機能、どちらも譲らない選択です。

続いて手を加えたのがテレビまわり。ローボードの上に置いていた液晶テレビは、壁掛けにリフォーム。配線はテレビの背面にすっきりと収めて、生活感をきれいにオフ。視線の抜けが生まれ、今までよりもずっと広く、軽やかな空間になりました。

天井や窓も圧迫感が出ないよう意識して、家具はロータイプで統一。カーテンは光をやさしく通すリネン調、ラグは丸くて小さめ。「置かない」「隠す」「軽やかに見せる」――その積み重ねが、心地よい余白を生んでいます。

最後に効かせたのは、Y様が大好きな“犬”のアートたち。グレージュのアクセントクロスを背景に、時計や絵をラフに飾れば、ちょっぴり遊び心のあるギャラリーウォールの完成です。

住まいに大きな変化はなくても、日常の見え方が変わる。そんな、静かだけど確かなリビングのアップデートです。