中古マンションを一新、家族のための広々リビング｜愛知県 2309-1

「せっかくの新居なのに、なんだか暗くて古い印象で…」――O様ご夫婦が最初に抱いたのは、そんな不満でした。購入したのは、中古マンション。子育てと仕事を両立させるこれからの暮らしに合わせ、収納やワークスペースも整えたい。そう考えたのが、今回のリフォームの出発点です。

まず取りかかったのは床。既存の床暖房を活かしつつ、上張りフロアで表情を一新。やさしい木目が陽ざしを受けてきらりと光り、空間全体がぐっと明るくなりました。中央の一室は、家族でシェアできる大容量のウォークインクローゼットへと大胆にチェンジ。壁一面の収納に加え、その一角にワークスペースを設けたことで、“隠れ家のような書斎”が誕生しました。

お子様の部屋はコンパクトにまとめ、リビングへゆとりを還元。広がりのある空間に、壁掛けテレビとタイル装飾を組み合わせれば、シンプルなのに洗練されたホテルライクな雰囲気に。

「部屋の印象がガラリと変わりました。自分たちでは思いつかない提案ばかりで、本当に頼もしかったです」と話すO様。家族の気配を感じながらも、それぞれの時間を大切にできる住まいが完成しました。新しい毎日がここから始まります。

どんなものもパッとかくせる、テレビ裏のかくれた収納。

主寝室と隣り合うワークスペース兼ウォークインクローゼット。

質感豊かなタイルで空間に表情をプラス。