施工事例
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“なんとなく不便”を一掃、暮らしが整う快適リノベ|名古屋市西区 2507-1
家のあちこちに「ちょっと不便」が積み重なっていたK様邸。駐車場や階段、狭さに悩んでいた水まわりなど、生活の中で感じていたストレスを一つひとつ丁寧に解消しました。ご夫婦の働き方や動線に配慮した間取り計画により、無理なく、心地よく暮らせる住まいに。大きく変えず、でも確かな変化を感じられるリフォームです。
| 所在地 | 名古屋市西区 |
|---|---|
| 建物種類 | 木造戸建て |
| 築年数 | 築34年 |
| 家族構成 | 夫婦、子1人 |
| 施工時期 | 2025年5月 |

“なんとなく不便”を一掃、暮らしが整う快適リノベ
築年数とともに、暮らしのあちこちに「ちょっと不便」が積み重なっていたK様邸。
駐車スペースは1台分のみ、急な階段、狭いキッチンや脱衣室。通りから丸見えの和室も気になるし、ご主人の夜勤明けには生活音が奥様の負担に——。そんな日常の小さなストレスが、長い年月で大きな悩みになっていました。
初めてご相談いただいたときのご要望は、「全部古いから一新したい」というシンプルなもの。けれど打合せを重ねるうちに、不満のひとつひとつが鮮明になっていきます。その声を丁寧に拾い集め、“暮らしやすさ”を核にしたプランづくりを進めました。
当初は増築も検討されていましたが、駐車スペース確保との両立やコスト面を考慮し、渡部が提案したのは既存スペースを最大限に活かすハイブリッドプラン。間取りの再構成だけで動線も広さも叶えられる複数案を提示し、その中からベストな形を選んでいただきました。
設計面では、キッチンにダイニングテーブルを置かず、カウンター式で空間をすっきり。これまで窮屈だった脱衣室は広げ、家事と身支度がスムーズにできる動線を確保。階段は勾配を緩やかにして、安全性もアップしました。
外観デザインは立面図を用いて提案し、完成イメージを“見える化”。足場が外れた瞬間、ご家族から「すごくいい感じ!」と笑顔がこぼれました。
インテリアは奥様がご選定。迫力ある木目とダークトーンのフローリングを軸にした、落ち着きのある空間にまとめました。
暮らし方は変わらなくても、“なんとなく不便”がなくなるだけで日常はこんなに心地よくなる——。K様邸は、そのことを実感させてくれる一軒です。

カウンター式にして空間を有効活用



カトラリーやクロスをおけるニッチがうれしい

木の質感をふんだんに取り入れた

こだわりが見える家事動線


グリーンの壁紙がさりげないアクセント

階段の傾斜をゆるやかに改修

2階への水回り新設を実現

ダイナミックなタイルが目を惹く

ダークトーンで引き締めた空間






