格子ドアと大胆クロスがつくるヴィンテージ空間｜名古屋市 2405-4

「空間全体を自分らしい世界観でまとめたい」——そんな奥様の想いから始まったT様邸の内装リフォーム。最初に取りかかったのは、家の印象を決めるリビングの入り口でした。木目やデザインを何度も検討し、完成したのは格子ガラスをあしらった造作の両開きドア。やわらかなオークの風合いと直線的な格子のラインが調和し、空間にクラシカルな緊張感を生み出します。手に触れるたびに心地よさを感じるアイアンハンドルは、しっとりとした質感が魅力。指先に伝わる重みと温度が、上質な素材ならではの存在感を語ります。

奥様の衣装部屋には、赤や黒を基調とした重厚なクロスを採用。お気に入りの洋服が一層引き立ち、まるで海外のブティックのような佇まいに。天井から吊るしたアイアンバーは機能的でありながら、空間のアクセントとしても映えます。日常の中に、美しさと心地よさが自然に息づくT様らしい住まいが完成しました。

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