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“好き”を妥協しない—T様が選んだ“私らしい”空間|北名古屋市T様邸

“好き”を妥協しない—T様が選んだ“私らしい”空間|北名古屋市T様邸

思い描いたとおりの空間が、今ここに。

毎日使う場所だからこそ、小さな不満はじわじわ積もっていくもの。T様邸のリフォームは、そんな“ちょっとした違和感”から始まりました。選んだのは、見た目にも、使い心地にもこだわり抜いた空間。商品選びの決め手、設計への想い、そしてリフォームを終えて感じた“この家の良さ”。暮らしを見つめ直したT様のストーリーを、少しだけのぞいてみましょう。

「壊れてないけど、気になる」——リフォームのきっかけはそこから

きっかけは、水まわりの“古さ”でした。

「使えないわけじゃないけど、少しずつ気になる部分が出てきて。特に汚れが落ちにくくなってきたことが大きかったですね」と話すT様。

相談先は全部で3社。でも最終的には「実は最初から渡部さんにお願いしようと思っていたんです」と明かしてくれました。

「他社さんは“これが今の主流です”っていう提案が多かったんですが、渡部さんは私の希望をそのまま受け止めてくれて。話がスムーズに進んだのは、そのおかげです」

ゆずれない、お風呂の床

中でも一番こだわったのが——浴室。

「細かい目地の床だけはどうしても苦手で、自分でいろいろ調べて、タカラスタンダードの浴室にたどり着いたんです。あのタイルの床がすごく良くて」

実際には、他社から別メーカーの製品をすすめられることも多かったそうですが、「これがいい」と伝えてもなかなか受け入れてもらえず…。

「だからこそ、ちゃんと話を聞いてくれた渡部さんとの打ち合わせは気持ちよかったですね」

まさかの提案に、心が動いた洗面台選び

洗面台は、打ち合わせの途中で想定外の展開に。

「最初はLIXILのルミシスを考えていたんです。でも、“システム洗面台感”がどうしても気になっていて…。そんな時に“サンワカンパニーどうですか?”って提案されたんです。リフォームで採用されることが少ないって聞いていたので、びっくりしました」

実は気になっていたものの、自分からは言い出せなかった商品。そんな“心の声”を拾ってもらえた瞬間に、「これがいい」と決めたそうです。

工事でわかった、“この家の底力”

「床に穴を開けたとき、“分厚いですね”って言われて。合板の上に捨て貼りがあって、さらにフローリング。厚みは40ミリくらいあったみたいです」

長年住んできた家でも、工事を通して初めて知ることがある。そしてそれは、住まいへの愛着にもつながっていきます。

「仕事柄、新しい家を見ることが多くて、自分の家はちょっと劣るのかなと思っていたんです。でも、丁寧に建てられてたんだって知って、うれしかったですね」

「全部が気に入ってる」——選んだのは、好きなものばかり

「お気に入りは…ぜんぶ!」とT様。中でも印象的なのはキッチンとバスルーム。

「白い目地とベージュのタイル、やっぱり好きで。汚れが目立つかもって言われたけど、それでもこれにしてよかったです」

お風呂に取り入れたオーバーヘッドシャワーも、「もう最高です」とひと言。
「寒い時でも、真上からすっぽり包まれるようにお湯が出て、しっかり温まるんです。実は今、足をケガして湯舟に入れないんですが、少し下がるだけで足を濡らさずに洗えて便利です」

「一部だけきれい」の迷い。でも、その先にある満足

すべてが順調だったわけではありません。
「正直、途中でめんどくさくなった(笑)」とT様。

「一部だけをきれいにすると、手を入れてない部分との差が浮き彫りになっちゃうんですよね。だから、どこまでやるかすごく悩んで。ひとりで考えてばかりで、疲れてしまいました」

それでも——最後には、心からの満足がありました。

「古いところもあるけれど、それも含めて“うちはうち”。この家が好きだって、思えるようになりました」

 

住まいとしっかり向き合って選んだひとつひとつが、これからの日々をもっと心地よく、もっと好きにしてくれる。そんなリフォームの力を、私たちも改めて感じました。

担当アドバイザー:渡部
インタビュワー:青沼
編集・撮影:リフォームギャラリー名古屋 森田

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